海外ヨガ留学では、自然の5つのエレメントと繋がれる環境を重視しています。せっかく日本を離れて学ぶ機会なので、コンクリートに囲まれ、機械的に調整された光や空気のヨガスタジオでは体感できない体験をと思っています。
まず大事なのは、大地の質。
ちゃんと<地>を感じられる場所で、安定し支えられていると信頼が生まれる環境。
アシヤナのヨガシャラの環境は、ジャングルの中にいるように緑が溢れていて、床や壁は木を使い、ヤシの木がスタジオの屋根を突き抜けて大地と空を繋いでいます。施設内は土や石が感じられる作りなので、トレーニング中は裸足で生活する生徒も多いのです。ヤシの木に抱きついたり、目の前のビーチで砂浜を踏みしめたり、山に上る太陽を毎朝眺めたりして大地と繋がります。そして毎日ヨガシャラを美しく飾る花の曼荼羅もアシヤナ名物です。
アナンダロークのヨガシャラの環境は、山々に囲まれて360度景色は山。その山に包まれるように存在する施設で目に映る色もまた緑。大きな広場は芝が美しく、そこで目隠しをして土の感触や、誘導してくれる仲間の感覚を感じて信頼関係を築いていきます。色とりどりの花も美しく、鮮やかな赤やオレンジが目に飛び込んできます。目の前のガンジスの石は他の石とは色が異なり、ラベンダー色の石は大きく丸みのある優しくそして力強い存在。
大地と繋がるのは、食事もそう。安心して自分の心とカラダを育む食があるという事はとても重要。アシヤナもアナンダロークも食事が美味しい事で有名なんです!
最後に大地の繋がりは人。外から来た私達を、まるで家族のように迎えてくれる仲間が必要です。どちらの施設もインド人とは思えない!?優しく穏やかで友好的な人達。私の事を本当に家族のように迎えてくれ、私の大切な生徒もまた大切に想ってくれます。言葉が繋がらなくても、別れるときに生徒達はお世話になったスタッフにお手紙を書いて残してくれます。遠く離れた地でも1ヵ月一緒に過ごした仲間は、もう家族のような存在です。
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