インドと聞くと、年中暑いイメージがあるのではないでしょうか??
インドは大きな国なので、エリアによってベストシーズンは異なります。
300時間の開催地はリシケシというのは、北インドに位置するので、ヒマラヤ山脈に近づいていく事になります。
北インドの冬は普通に寒い。。。
気温自体は日本ほど低くはないのですが、建物の構造が日本のように外の風を遮断しませんし、暖房が当たり前にあるわけではありません。
11月になると、山々に囲まれたリシケシは寒くなります。
特に日の出前に始める朝の授業には、アーサナで身体が暖まるまで防寒が必要。
日中は温かくなりますが、インド=暑いというイメージは忘れて下さい。
それでも冷たい朝の凛とした空気は寒さを超える価値があり、太陽の存在に心からの感謝の気持ちを込めて礼拝する事もありません。
リシケシは修行者の街。
目の前に見えるのはガンジス河だけ、通りゆく人は修行僧やヨガの修行者。
芝の緑、木々の緑、その先に広がる山々の緑の中に鮮やかに咲く花々に心を奪われます。
下界の喧騒から離れた修行の地で、毎日小さな発見に幸せを感じる素朴な毎日。
当たり前にある大地・水・火・風・空の偉大さを体感できます。
今、リシケシに存在する。という意味を考えさせられます。
毎朝晩の美しい祈りがあちらこちらで当たり前に行われ、浄化の象徴ガンジスが目の前を常に流れ、自分の役割を粛々と捧げる。
インドの各地を回りましたが、間違えなく特別な地です。
ここ数年リシケシでさえヨガビジネスで溢れていますが、そこから少し離れて見ると、やっぱりリシケシに戻りたいと思えます。
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